一言不合就〜
一言不合就〜
脈絡なく。いきなり。気まぐれに。突然に。何かというと。
昨日、成語「一言不合」を紹介したが、これが最近従来とは違う使い方をされて流行語化しているとのこと。
百度百科に下のようにある。
この説明によると、「一言不合」はもともと「話が合わない」という成語として存在し、その後には、仲が悪くなる、喧嘩をする、などその結果を示す言葉が続くのが普通だった。
しかし、2015年の「世界电子竞技大赛」(世界eスポーツ大会)で大会の運営が杜撰だったことに不満が集まり、一部のネット民が「低俗」な内容の怒りを書き込んでアカウントを停止されたりした。これについて、「现在的年轻人,一言不合就开车」(最近の若者は意見が違うとすぐネットで暴れる)と評論する人がいた。この「开车」は低俗な内容の投稿をするというネットスラングとのこと。ここから、「一言不合就〜」という言い方がネットで流行し始め、広まるにつれて本来の意味ではなく「突然に」「気まぐれに」というような意味に変わってきたという。この「一言不合就〜」は2016年の十大流行語にも選ばれたそうだ。
確かにネットで検索をかけてみると、この用法と思えるものがかなり見つかる。
用例
一言不合就夏天,你们那边多少度了
突然夏になったけど、みんなの所は何度?
本来对燃野没什么兴趣的,但听说一言不合就开始唱歌跳舞,顿时来了精神,我可太喜欢看歌舞片了
もともと燃野に興味はなかったが、いきなり歌ったり踊ったりすると聞いて、俄然気になってきた。私はミュージカル映画が 大好きなんだ。
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「燃野」は『燃野少年的天空』という映画。
雷电是自然界中有名的“暴脾气”,不仅一言不合就发电,而且威力还很大。
雷は自然界の有名な「癇癪持ち」で、突然雷を落とすだけではなく、その威力も大きい。