一蹶不振
一蹶不振 [yī jué bù zhèn]
一度の躓きで気力を失うこと。失敗に懲りてやる気をなくしてしまうこと。
出典
漢の劉向『説苑』談叢篇の下記の部分より。
一噎之故,絕穀不食;一蹶之故,卻足不行。
https://ctext.org/shuo-yuan/tan-cong/zh#n21994
一度のどに詰まらせたからといって穀物を食べなくなったり、一度躓いたからといって歩くのをやめたりする。
前半部は「一噎止餐」という成語にもなっている。ただしこれは現在はあまり使われていないようだ。
用例
一次考试失败就使小明一蹶不振了。
一度試験に失敗して、小明はやる気をなくしてしまった。
他不堪失败的打击,从此一蹶不振。
彼は失敗の打撃に耐えられず、それからすっかり落ち込んでいる。
自从生意失败后,他便心灰意懒,一蹶不振。
商売に失敗してから、彼はすっかり元気をなくし、再起できずにいる。
人最怕失败后便一蹶不振,失去东山再起的斗志。
人が一番やってはいけないのは一度の失敗で意気喪失し、再起の闘志を失うことだ。