得意忘形
得意忘形 [dé yì wàng xíng]
得意になりすぎる。いい気になる。天狗になる。(貶す意を含む)
出典
『晋書』阮籍伝の「当其得意、忽忘形骸」が出典として挙げられることが多いが、これは「竹林七賢」の一人であり隠士として知られる阮籍が世俗にとらわれず奔放に振る舞う様子を述べたもの。酒や音楽に浸って心が満足すると肉体の存在すら忘れるかのようだった、というような意味で、貶すのではなくむしろ称賛の文脈で使われている。その点、否定的な意味をもつ現在の用法とは違っている。
用例
他才赚了一点钱就开始得意忘形了。
彼はちょっと金を儲けたらすぐいい気になりだした。
有的人,一受表扬就得意忘形,一挨批评就垂头丧气。
中には、ちょっと褒められれば有頂天になり、ちょっと叱られれば意気消沈する人もいる。
他那副得意忘形,摇头摆尾的样子,真令人恶心。
彼のいい気になって浮かれている様子は全く見ていて吐き気がする。