鱼目混珠
鱼目混珠 [yú mù hùn zhū]
(魚の目玉を珠玉だとごまかすように)偽物を本物に見せかける、粗悪品を良品のかわりにする。
似た印象の成語に「鱼龙混杂」があるが、この二つは微妙に違い、「鱼目混珠」は悪いものを良いものと偽る、「鱼龙混杂」は悪いものと良いものが入り混じっている、という意味になるという。「鱼龙混杂」は日本語なら「玉石混交」という訳がぴったりする成語だが、「鱼目混珠」は「偽物」や「まがい物」といったイメージを先に思い浮かべた方がいいかもしれない。
鱼龙混杂
https://anatadehanai.hatenablog.com/entry/2020/11/19/235844
用例
这里卖的鱼翅真伪充斥,鱼目混珠的赝品不少。
ここで売っているフカヒレは本物も偽物もごちゃ混ぜで、本物らしく見せかけた偽物も少なくない。
收藏古董要先培养监定能力,以免买到鱼目混珠的假货。
骨董収集をするにはまず鑑定眼を養って、まがい物を買わされないようにすべきだ。
面对鱼目混珠的海量信息,比守身如玉更重要的,是守脑如玉。
まがい物だらけの情報の海の中で、身を清く保つよりさらに重要なのは、脳を清く保つことだ。
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「守身如玉」も成語。身を玉のように守る、自重する、節操を保つといった意味。ここではそれを「守脑如玉」と言い換えて言葉遊びにしている。