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日々の学習、ときどき雑談

不偏不倚

不偏不倚 [bù piān bù yǐ]

不偏不党。偏らない。えこひいきをしない。満遍なく。

出典
宋の朱熹『中庸章句』の題注「中者,不偏不倚,無過不及之名」(中というのはどちらかに偏らず、過不足がないことをいう)より。

また「无偏无党」も類似の意味で、こちらは『尚書』洪範の「無偏無党、王道蕩蕩」に基づく。

用例
我不偏不倚,说句公平话,她固然有过错,但是你有错在先。
私はどっちの味方でもなく公平に言うのだが、彼女ももちろん悪いところがあったが、お前の方が先に間違っていた。

在处理所有问题上,都要做到不偏不倚的公道,不过是一种幻想。
問題を処理する上で、いつも不偏不党に公平にできるというのは幻想にすぎない。

一大家人生活一起真的各有利弊,作为儿女不偏不倚,比如我想买双拖鞋就不能只买自己就必须是六双,所有东西都是这样。
大家族で一緒に暮らすのはまったく一長一短。子どもたちに公平になるように、たとえばスリッパを買うなら自分だけというわけにいかず、かならず6足買わないといけなくなる。なんでもこの調子。

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