无中生有
无中生有 [wú zhōng shēng yǒu]
根も葉もない。ありもしない。根拠がない。
文字通り読めば「無の中に有を生じる」で、実態のない、無根拠な話などが生み出されること。噂や疑惑の形容としてよく使われる。日本語に訳すなら「根も葉もない〜」「あらぬ〜」といった表現が合う場面も多そう。
用例
说话要以事实为根据,不可向壁虚造,无中生有。
発言は事実に基づく必要があり、ありもしないことをでっち上げたりしてはならない。
报纸绘声绘影说他盗取公款,我敢保证这一切都是无中生有的情节。
新聞は見てきたかのように彼の公金横領を報じるが、私はこれがすべて根も葉もない話だと保証できる。
小王无中生有地捏造事端来影响我和她之间的团结。
小王はありもしないことを捏造して私と彼女の間の団結に影響を与えた。
挺喜欢做饭的,因为这也是一种无中生有的创作吧。和码字异曲同工,一个为了精神的自足,一个为了肉体的欢愉。
料理が好きなのは、これも無から有を生み出す創作だからだろう。文章を書くのに通じるところがあって、文章は精神を満たすため、料理は肉体を楽しませるためだ。
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これは「根も葉もない」という意味ではなく、「無から有を生み出す」という文字通りの意味で使われている。成語単体としてはこういう用法もありうる。
「码字」は以前一度メモした。
https://anatadehanai.hatenablog.com/entry/2021/01/05/051422