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日々の学習、ときどき雑談

金无足赤

金无足赤 [jīn wú zú chì]

完全な色をした黄金はない。比喩として、完全なものはない。何にでも欠点はある。

「金无足赤,人无完人」(色の足りた黄金も、完全な人間もいない)という形で使われることが多い。

出典
宋の戴復古の詩『寄興』の「黄金無足色、白璧有微瑕」(黄金は色が足りないもの、白璧には小さな傷があるもの)より。

用例
俗话说“金无足赤,人无完人”,人都难免出丑犯错。
俗に「色の足りた黄金も、完全な人間もいない」という。人はみな失敗や間違いを免れないものだ。

金无足赤,人无完人,凡事不能求全责备。
金に足赤なく、人に完人なし。物事は完全を求めて非難してはいけない。

金无足赤,人无完人,你别把他的缺点放在心上。
金に足赤なく、人に完人なし。彼の欠点を気にかけるのはやめろ。

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