白璧无瑕
白璧无瑕 [bái bì wú xiá]
白い璧(へき、玉環の形をした玉器)に全く傷がないように、完璧である。完全無欠である。欠点が全くない。非の打ち所がない。
「白璧微瑕 bái bì wēi xiá」はちょっとした欠点がある、ということ。日本語でも「白璧の微瑕(はくへきのびか)」ということわざになっている。
これは南朝梁の蕭統『陶淵明集序』の「白璧微瑕、惟在閑情一賦」(白璧の微瑕としては、「閑情賦」一首があるだけだ)が出典。
用例
我不是一个白璧无瑕的人,远非完美。
私は何も欠点のない人間ではなく、完全にはほど遠い。
金无赤足,白璧无瑕也是不可能的。
物事には欠点があるもの、完全無欠というのは不可能だ。
他是一位完美主义者,总是要求每件事都白璧无瑕的,但最后都并不能如愿。
彼は完全主義者で、いつもすべての物事を完璧にしようとするが、結局いつも全く思い通りにはならない。
当然,这样一篇好文章出现这样一点小毛病,也只能算是白璧微瑕了。
もちろん、こんなによい文章にこんなちょっとした欠点ができたところで、白璧の微瑕にすぎない。